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◇  ご由緒  ◇

高石市高師浜4丁目1番19号鎮座(元、和泉国大鳥郡高石村と云う)

式内社  
高石神社(たかしのじんじゃ)

祭神
少彦名神
天照皇大御神
熊野坐三社

  創祀の歳月確かならず、或は云う、白雉元年なりと。(平成4年を隔る1350年前也)。
醍醐天皇延喜の御代、制式の小社に列し、堀河天皇の御代、寛治年間(平成4年を隔る900年前也) 社殿の再建あり、国内神名帳に云う、従五位上高石大歳社、高石創立社と見ゆ、今天神と稱す。(式社考に載る)。
  今の社殿は、寛永12年(平成4年を隔る350年前也)の再建なり。 和泉名所図絵には、高志の祖、王仁を祀ると記せり。或は、往古境内に王仁を祀る一社ありしにやあらん。
  昭和9年9月21日関西地方を襲える稀世の風水害に遭遇し、被害甚大、巨木倒壊し、社殿を損い、 昭和10年10月12日改築復旧造営起工をなし、昭和11年5月15日竣工遷座祭を斎行す。

  昔、逍遙院三條実隆高野参詣の途次、この社に立寄り、高師浜の松原の下、天神社の前に輿を立て
「袖の上に松風吹く風やあだ浪の高師の浜の名をも立つらん」 実隆(逍遙院高野紀行に云う)。

  境内には、小倉百人一首、祐子内親王家紀伊の詠まれたる、
「音に聞く高師の浜の仇浪はかけじや袖のぬれもこそすれ」 の碑あり。 高さ7尺、巾4尺の自然石にて苔蒸せり 従三位富小路貞直の筆なり。
  老樟の下に石玉垣を周らしたる碑あり、白河鳳凰熊野権現御拝所と記せり、紀州街道熊野詣の途次ならん。

末社五社あり。
八幡神社 元高石村小高石鎮座
応神天皇を祀る。
八坂神社 元高石村北鎮座
素盞鳴命を祀る。
春日神社 元高石村北鎮座
天兒屋根命を祀る。
船富神社 元高石村南鎮座
神功皇后を祀る。
彌栄神社 元高石村北鎮座
素盞鳴命を祀る。
明治41年8月当神社に合祀す。

新井神社 元高石村新鎮座
少彦名命
大已貴命
事代主命
明治42年5月本社に相殿として合祀す。



毎年10月5日秋季大祭にして氏地小高石の元八幡社の宮跡、現今御旅所へ神輿の御渡あり。
祭 10月6日
新嘗祭 11月23日
祈年祭 2月17日
氏子は、一区より九区までなり。


平成4年吉日
高石神社社務所誌













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